2008年11月05日

v.morish and straight

STRAIGHT と v.morish の記事が IT PLUS の記事 "1年後にはオリコン入り!? 「初音ミク」超えた音声合成技術" に出てきています。感動を伝えているのはいいがこの記事中身がさっぱり見えないので少々説明を含めて考えたいと思います。

まず、初音ミクというか Vocaloid からです。Vocaloid のキモは周波数ドメインアーティキュレーション接続法というヤマハがノウハウを持っている技術です。単純に言うと 50 音のペアをあらかじめ録音しておいてなめらかに聞こえるように補完するという形です。これは、先日、札幌であったイベントの席上でのクリプトンフューチャーメディアの社長の発言から読み取りました。

で、v.morish というかその中核である STRAIGHT なんですが、STRAIGHT は乱暴に言うと音声信号を入力して、そこからフォルマントのような成分やスペクトル包絡、非周期的な成分に分解することができる技術です。私が触ったことのあるバージョンだと基本周波数F0はスカラー量で得られたかと思います。そして、逆方向の変換も相当に高品質にできます。

こういった個々の成分上で、処理を行うことで加工が行える事実が v.morish のキモだろうと思います。こういった方向性のソフトだと、Roland の V-Vocal だとか、ソフトだと Melodyne だとかが知られています。単純に基本周波数 F0 をいじるだけでも結構面白いことができます。そして、成分に分解することで時間軸上の情報をいじったりしてリズムにかかわる範囲、たとえばアマチュアの声を入力してプロっぽくしたりするわけです。

まあ、言うまでもないんですがこの辺の技術は高音質な分析と再構成にあるので、各種の成分が主観的にどう影響しているのかという研究は必要です。この辺がまあ、感性工学と呼ばれる分野のひとつの柱ともいえるのかな。

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2008年11月02日

稚拙な空幕長の自称・ロンブン

田母神俊男・航空幕僚長が懸賞論文に寄稿していた件で更迭された。この論文は総合都市開発「アパグループ」の懸賞論文で最優秀賞を取っているが、正直、全文を通読した限り論文の名に値しない。ある人物がまとめサイトと称したがいいえて妙である。世にはサーベイ論文という、ある研究分野の動向を著者の観点で整理・評価したサーベイ論文があるがサーベイ論文と考えようにも、その域に達していない。実際、きちんと書かれたサーベイ論文はその分野での動向を確かめるのに非常に貴重で価値のあるものだが、この自称・ロンブンにはその価値は認められない。

本来、通説を否定する論旨の論文を書くには膨大な下調べがいるし、手順がある。たとえば、「この日本軍に対し蒋介石国民党は頻繁にテロ行為を繰り返す。」としているがこの部分をさらっと書いてしまうのは、論文としては非常にまずい。というのも、論文ではこういった行為があり、そしてこれはこういう理由でテロ行為であると書かねばまずい。まして、論旨の重要な部分であるのだからその部分の検証プロセスを怠っては論文足りえない。

結局、このお説は「諸悪の根源はコミンテルン」という主張に終始する。正直、新規性は見られない。また、現在、通説とされることへの反論としては上記、例にも挙げた通り脆弱と判断せざるを得ない。引用した資料も偏っているだけではなく、参考文献を追いかけて源流に当たるなどの努力を払っていないためなおさら、根拠を弱めている。

もともと、この男は4/17の名古屋高裁が自衛隊イラク派兵違憲判決を下した際に「そんなの関係ねえ」と言い張った男である。天木直人氏も同氏のWeblogでとっくに更迭されていなければならなかったにもかかわらず放置されてきたと糾弾している。まさしく、問題が表面化して初めて動き出したという天木氏の見解には私も同意する。

自衛隊の組織腐敗はここまで進行しているのかと思う。なぜなら、何かを分析するに当たっては、調べを怠ってはならない。調べを怠っては誤謬をそのまま結論とする可能性がある。そして、場合によってはそれは致命的な結果につながることもあり得るのが現実である。空幕長という重職を務めるにあたって、この論文を見る限りその能力が十分であるとはとても言えない。その性向以前に能力が不足していることは明らかだ。この男は更迭されるべきだ、否、この職につけたことそのものが誤りだ。

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2008年10月21日

楽天が開けてしまったパンドラの箱

楽天が行動ターゲッティング広告を始めたことが大きな反響を呼んでいる。行動ターゲッティング広告とは何か? 従来のWeb 上の広告では自分のサイト内でのユーザの行動を広告に活用することができたしかし、楽天のそれが新しいのはよそのサイトでの閲覧行動まで追跡してしまう。

IT-PLUSの記事"行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか"によれば、楽天の「楽天ad4U」は「ユーザのブラウザ側で保有している履歴情報を元にユーザの嗜好を解析して、広告を配信する仕組み」だとされる。基本的には2002年頃、確認されたCSSやDOMなどのセキュリティ上のデザインエラーを突いて閲覧履歴を取得している。Firefoxでは2002/05にバグ番号:147777として報告されているが、CSSやDOMの仕様上の欠陥であり、変更した場合の影響範囲が大きすぎるため今に至るも改善が見られない。同記事によるとFlashなどのJavaScript機能を持つプラグインにも同様の欠陥があるとされる。問題のセキュリティホールに関する文献は当該記事の著者である高木浩光氏のWeblogのアーティクルにリンクがある。

楽天の行動の問題があるのは、まずセキュリティ上のデザインエラーをサービスに利用することの倫理的な問題である。人がブラウザーを使用する際に暗黙に期待する動作と異なる動作をさせるため、継続審議の刑法改正案の成り行きによっては明白な違法行為となる可能性もある。これは、先日来巷間を騒がせているGoogleのStreet Viewと似たような問題を含んでいる。つまり、現時点で明示的に法が禁止していなければ何をやってもいいという鈍感さだ。

現実的に言えば楽天の行為はきわめて詐欺的である。ブルートフォース的に統計処理をクライアント側で行うため間違いなくユーザの処理を重くする。そして言うまでもなく、その処理はブラウジングとは何の関係もない。これは、ユーザのコンピュータ資源を勝手に奪う行為であり詐欺的といわなければならない。

我々は技術の夢を見る、技術でできることはたくさんある。しかし、それとやっていいことはイコールではない。技術的には可能でも、やってはいけないことはたくさんある。たとえ法が明示的に禁止していなくても、倫理的に許されないことはある。それを意識しなければノーベルだ。ここでいう、ノーベルとはノーベルプライズに代表される名誉ではない。起きうることを洞察せず、突き進んだ結果の後悔のことだ。

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2008年10月16日

Windows 7 と PC ハードのパワーバランス

Windowsの次期バージョンの内部バージョンは Windows 6.1 らしいが、これそのものは大した問題ではない。実際問題、Java 1.2をJava2 と称したり、Windows CE 5.0 カーネルのものをWindows Mobile 6.0と称したりこの業界における開発とマーケティングのせめぎあいでよくある話だ。問題は、GDI が GPU 側でアクセラレートされるとされていることである。

現在は GPU は GDI アクセラレートと Direct3D アクセラレートで別の回路を持っているが Windows Vista 以降の OS はもはやGDI アクセラレータをサポートしない。これにより、Windows Vista では GDI の処理に関して CPU 側に大きな負荷が生じた、そういう意味では GDI の環境はS3 86C911 以前の時代に戻っている。しかし、Windows 7 は Direct3D アクセラレータを使って、GDI 機能を実現する。

この方向性ではパフォーマンスの重要度はGPU側に傾く、ファイナルのコードは出ていないのでパフォーマンスの評価はできないが、Atom のような高電力効率でそれなりのパフォーマンスを出す CPU とDirect3D 10 アクセラレータで許容できるパフォーマンスが実現されてしまう可能性がある。私はPC 内で CPU の占めるウェイトは場合によっては相当に下がる可能性があることを考慮に入れている。

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2008年10月04日

神舟7号の議論はやっと収束したようだ

単純に言えば、中国が打ち上げた有人宇宙船神舟7号の映像が水中撮影されたねつ造ではないかとニコニコ動画において発言した人物が現れたのが事の起こりである。これに科学ジャーナリストの松浦晋也氏が反応、事態がが加速した。

私は当初より、ねつ造説には疑問を持っていた。というのも、彼らの論法がほとんどアポロ計画のねつ造説からの間借であり新規性に乏しいためである。そもそも、水中撮影した映像を何の加工もなくあげてしまうのは現在の技術水準から見ておかしいと考える。

実際、Weblog 上での議論でもねつ造説を唱えた人間は、何一つ有効な材料を出すことができず、松浦晋也氏、野尻抱介氏をはじめとする方々に論破された。少なくとも、コメントを追う限りそう評価する。結局、彼らは科学的に物を見ず、先入観から勝手な解釈をしただけだった。

もともと、神舟はソユーズで培われた安定した技術を忠実に実装した保守的な技術である。少なくとも、技術的にはスペースシャトルのそれよりもはるかに信頼できるものだと思う。そういう意味ではスペースシャトルは欠陥技術と言っていい、存在理由のない翼をもった機体に固体ロケットブースターと燃料タンクを括りつけた不格好で信頼できないシステムであると考える。

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2008年09月28日

伝説が終わり歴史が始まるのか?

伝説が終わり、歴史が始まる- これは銀河英雄伝説の最後の有名な台詞である。ラインハルトとヤンという二人の英雄が戦った伝説の時代は幕を閉じ彼らのような伝説的な人物ではないけれども多くの人間たちの歴史は続いていく。それを端的に示した台詞である。

ルルーシュは結局、歴史の彼方に去るしかなかった。いろいろな理由があるだろう。ユフィ、シャーリー、ルルーシュの守りたかった人間たちの多くは鬼籍に入ってしまった。彼に直接の責は無いとはいえユフィのように彼の不注意がもたらしたと彼が思っても仕方のない事情も存在はする。それゆえ彼は自分自身を許せなかったのかもしれない。その意味では、小説「二つの祖国」のTV化である山河燃ゆのラストに近いかもしれない。小説ではいささか異なるが、TVのそれでは主人公は第2次大戦での責任を感じ、自分自身に死刑を宣告するという形で自殺を遂げている。

責任の取り方という点では、テイルズ・オブ・ヴェスペリアでのドン・ホワイトホースの責任の取り方が近いかもしれない。彼の直接の責ではなかったが、自分の息子が関わった形で自分のギルド"天を射る矢(アルトスク)"が"戦士の殿堂(パストラーレ)"の統領(ドゥーチェ)を死に至らしめてしまった事件で責任を感じ自刃という形で最期を遂げる。

結局、ルルーシュもスザクも異なる形で歴史から消えた。ルルーシュは黄泉路へ、スザクはルルーシュの遺したゼロという仮面の中へ。仮面というものの持つ意味は別のアーティクルにまとめた。

歴史から消えたという点ではある種、ロードス島伝説のナシェルを彷彿とさせる。しかし、ナシェルはルルーシュ以上に事件に対しては責がない。しかし、結論はルルーシュと同じ、自分が世界の敵になりそれによって世界をまとめることであった。その意味ではルルーシュの選択と最も近い選択であろう。

ルルーシュとスザクは伝説の彼方に去った。しかし、ゼロの伝説は残る。その意味ではある種、伝説はまだ終わっていない。

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仮面の下に涙は見えるか?

仮面の下の涙を拭えは宇宙の騎士テッカマンブレードのキャッチですが。今日終了したコードギアス 反逆のルルーシュ R2 のキーも仮面です。

仮面をつけて侵略者を装い、仮面を外して解放者を装うのは王者の知恵ではないとヒルメスを批判するナルサスの指摘は正鵠を得ている。この論法でいえばルルーシュは仮面をつけて解放者として働き、仮面を外して圧政者を装う一種の偽悪者である。対してヒルメスの行為は明らかな偽善であった。

彼らの仮面は判りやすい。しかし、人がかぶる仮面は常に目に見えるとは限らない。インフィニットアンディスカバリーでカペルが被る「英雄シグムント」という仮面は見えない仮面の代表例である。作品中盤で英雄シグムントは志半ばにして横死する。しかし、英雄はまだ必要とされる、そこでここで死んだのはカペルであるということにしてカペルがシグムントの名を名乗るのである。ただ、シグムントがなぜ身を捨ててカペルを守ったのか、カペルがなぜシグムントと瓜二つなのかこれは終盤を引っ張る重要なファクターである。

カペルの仮面は偽善でも偽悪でもないという点においてルルーシュやヒルメスの仮面とは異なる。言うなれば卒業を前提とした仮面である。実際、彼はその仮面に見合う働きをし仮面をいわば自分のものにする。その意味で意味合いが異なる。作品的にはスクラップドプリンセスのエルフィティーネやレナード・ガンバスのそれに近い。つまり、最初は人を欺く仮面であったが遂には自分となる仮面である。

そういう意味ではルルーシュの仮面はヒルメスの真逆であるが人を欺く仮面。そして、自分はそれには同化しない仮面である。

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2008年09月15日

似非天才の限界

まあ、Recommendition 技術の現段階での限界ともいえますが。多くの Recommendition 技術は Item-base です。つまり、受け手の主観ではなく単に Item 間の相関関係に基づき Item を推薦します。そのため、受け手の視点で物を見ると視野が拡大したかに見えますが巨視的には視野狭窄に陥っていることがあります。

また、iTunes Genius 機能のような楽曲の Recommend では曲やアーティストといった要素の同定も課題となります。曲名やアーティスト名の記述は揺れが考えられます。日本人名でいえば姓名の間に空白文字を入れるかどうか、さらには空白文字は全角か半角かなど多くの揺れが考えられます。外国人名などでは表記は英語表記かカタカナ表記かなど。AMGのような投稿を受け付けないメタ情報プロバイダであれば一意でしょうが、FreeCDDBのような形態では揺れは避けられません。結局、多くのノイズの中をかき分けることになってしまいます。

そして、集合知を持ち出すことで揺れの問題は何とかなったとしましょう。しかし、先に挙げた巨視的な問題は片付きません。Item-base である限り頻度情報が0のアイテムは推薦できないからです。結局、推薦されるのはある程度数がまとまった物になるでしょう。そこが、Item-base の限界です。集合知の限界といってもいいでしょう。そして、集合知は時として集合痴に陥ることもあります。

特に楽曲の場合、TPO も重要です。この場合もっとラフに気分といった方がいいかもしれないです。同じ曲の組み合わせでもその時によって感じ方は違うかと思います。嗜好とはきわめて主観的な事象であるのでそれに、下手に客観的な視点を織り交ぜるのは必ずしも適切ではないと考えています。

そのために、検索エンジンの検索結果は SEO に振り回されるし。果ては SPAM にまで振り回されるのです。少なくとも、私は某 PC Watch のエントリーのように持ち上げる気にはならないポイントがそこにあります。

Technorati tags:
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2008年08月20日

Google ストカー問題

Google ストリートビュー、通称 ストビューが軋轢を引き起こしている。代表的な議論を見ると、崎山伸夫のBlogのエントリー "Google ストリートビューのプライバシー問題について改めて" では以下のような議論が出ている。

網羅的に地図に情報がマッピングされている、という状態では、真のオプトアウトは不可能だ。画像は消されるかもしれないが、画像が消されたということがわかり、その場所はURLでピンポイントに特定できる。

崎山氏の発言を受ければ、Google のオプトアウトのスキームは確かに軽視できない疑問点があると考えます。いくつかの削除された画像のところでも画像が削除されたというメッセージが残っており。ここにセンシティブな画像があったと疑いを抱くのは合理的です。

Google がらみでは良い仕事してますねっ!のエントリー"「Googleストリートビュー」に対する不快感" でも不快感が見受けられる。具体的には、INTERNET Watch の "「ストリートビュー」のプライバシー問題、グーグルが方針説明"が引き合いに出されている。Google の地図製品担当プロダクトマネージャーを務める河合敬一氏は以下のような発言をしている。

法律的に検討した結果、公道から撮影したものであれば、基本的には公開して構わないと考えている。

しかし、良い仕事してますねっ!でも触れられている通り、公道は公開情報。だから無断で撮影して公開してよい。とするのは少々浅慮であろうと思う。こういった Google が示す認識はタイミング的にも高木浩光@自宅の日記の"通信プラットフォーム研究会 傍聴録"と組み合わされることで大きな憂慮を覚える。同エントリーでは Google の藤田一夫オブザーバーがした以下の発言が紹介されている。

<確かに問題があるかもしれないが、日本のプライバシーに対する感覚は、アメリカ、イギリスとでは違うのではないか。日本では、マンションとかはまた違うかもしれないが、一戸建てでは名前を表札に書いている。名前まで。わざわざ自分の名前を公道に出しているわけだから、プライバシーなんて気にしていない。

これと先の河合氏の発言を考慮すると、Google の邪悪なことはしないという公式の文言が非常に軽薄に思えてくる。プライバシーに対する懸念が、「偉い学者さんの倫理観」で言われているだけのものと認識されているようで、ずいぶんとナめられたものだなと思った。とする高木氏の懸念を私は深刻に受け止めている。

深刻に思うのは、炎と激情の豆知識ブログ!でGoogle Street View が"キモイ問題その3"のエントリーで触れられている話です。

高校生カップルを激写したり、こういう相手にすると面倒そうな人が多い地域は避けていたりして、サービスとして客観的な視点を提供しているように装っていながら、(勘ぐりすぎかもしれないが)ところどころに生臭い撮影者の意思が透けて見えるところなのですよ。

こういった話を聞くと、ストリートビューは何のためのものなのかと思います。

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2008年08月15日

ハンバーガー

少々前から、食べに行こうと目論んでいたナックルのハンバーガーを食べてきました。期間限定のアボカドのディップなどを挟んだものですが結構おいしかったです。ウィルキンソンのジンジャエールとの組み合わせはデリシャスでした。


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