Windows Media Connect

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PC Watchによれば、International CES 2004 で、Windows Media Connect が発表されたようです。Windows Meida Connect は Universal Plug and Play(UPnP) の上位のレイヤに関する規定で、具体的には、メディアサーバの蓄積しているファイルリストやファイルのトランスポートに関することを規定しています。

現在、UPnP を用いることで、メディアサーバの発見 (Discover) などの処理は、標準プロトコルで処理できますが、それ以降の処理、つまり公開するファイルのリストやファイルのトランスポートに使用するプロトコルの標準化がまだのため、ソニーのルームリンクは VAIO にしかアクセスできず、NEC の SmartVision クライアントは SmartVision サーバにしかアクセスできずと、ベンダ間で鉄のカーテンが惹かれたような状態です。Windows Media Connect はこういった不便を解消し、ユーザにネットワークメディアプレイヤーについて選択権を取り戻す上で、期待できます

もっとも、現在のところ、Windows Media Connect はメディアの権利情報の相互運用の規定がないため、プロテクションされたコンテンツを相互利用できるところまではこぎつけていません。この辺までできれば、よりコンテンツの幅が広げられるので、Intel の DTCP over IP などの動きに注目したいものです。

あとは、コンテンツ全体の著作権などの枠組みとしては MPEG-21 とかの議論も関係ありますし、メタデータの記述としては MPEG-7 なんかの議論も重要です。もっとも、Digital Rights Management(DRM) とかのところまで、相互の運用性を確保しようとすると、MPEG-21 とかの議論だけのところでは困難だと思いますけどね。

この辺をどうにかしないと、BS デジタルからの録画物を家庭内で LAN 経由で見たりとか、しようとすると非常に厄介なことになると思います。現在のところ、デジタル録画機器はホームサーバ的な使い方を想定していないように見えるので機器固有の暗号化をかけていますが、ホームサーバ的に使おうとすると、家庭内 LAN の領域内部では、権利情報を交換する必要が生じますからね。

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