機動戦士ガンダムSEED DESTINY #33

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今回はインターミッション的な話で前回のステラ戦死のもたらしたもの、すなわちシンのキラに対する一方的な憎悪と動き出すデュランダル議長の策謀がメインです。シンは恐らく、ステラへの想いの余り、 デストロイがやってしまったこと、そしてデストロイがそのまま活動を続けた場合想定される 被害がまったく想いから抜けています。ステラがデストロイで活動を続けた場合、 無数の自分と同じ境遇の人間を作り続けるというのに。

言ってみれば、そういうシンの思いを徹底的に利用しているのがデュランダル議長ですね。 強い感情は人を盲目にする、それを利用すればシンを操るのは造作もないことでしょう。 そして、デストロイの惨禍は大衆を誘導するのには最適です。

恐らく、デュランダルの考えは情報操作でアークエンジェルの活動をなかったことにすることで 大衆の大西洋連邦というかロゴスへの怒りを用いて、大衆の支持を自分に集約する。 そして、ナチュラル自身に大西洋連邦を破壊させた上で、プラントによる平和、 パクス・プランターナとでも言うべきでしょうか、を実現することにあるのではないかと思います。 そして、体制の変革には自分に権限が集中していたほうが望ましいというところでしょう。

問題なのは、デュランダルがやや戦争のある重要な原因を見落としている感があるという ところでしょうか。言うまでもなく、正義は人の数だけあり、それの摩擦が戦争を引き起こすことも あるという単純な話です。例えば、プラント中心の体制を作ったとして、ナチュラルよりも コーディネイターの数が少ない以上、少数者による多数者支配という構図になる関係上、 それが無理を引き起こす可能性はないのかという問題です。

まあ、前提にデュランダルの思考に関する推測がある以上、後半の問題は 条件付になりますけどね。前提が崩れたら後半の方は議論する意味を失いますから。

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このページは、gornが2005年6月 5日 14:59に書いたブログ記事です。

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