2006年3月アーカイブ

XNA Framework は Game Developers Conference (GDC) 2006 でその存在が明らかになった、.NET Framework のカスタム版の実行環境です。.NET Framework 1.0/1.1/2.0 と比較してゲーム用の実行環境であるためクラスライブラリの取捨選択が行われていると推定できます。恐らく、用途の性格上 Managed DirectX 関係は充実化が図られているでしょう。

パフォーマンス面では高度な抽象化と重厚なクラスライブラリを持つこの種の仮想実行環境はネイティブコードに比べると不利とされますが、ngenのようなデプロイ時にネイティブコードを生成する手法もありますから一概に不利とは断定できないと考えます。実際、過去の資産の継続性が重要でなければ An Overview of the Singularity Project でも触れられていますが、通常のネイティブコードと比較しても問題ないパフォーマンスを出すことは可能です。実際には、「OS 開発はネイティブコード? 」でも触れられているようにこの種の方法論の場合、MMUによるハードウェア的な資源の保護が無用になるので実用上はむしろパフォーマンスの向上になる場合もあります。

民主党所属の衆院議員 川内博史氏のサイトに以下のような政策調査会幹部の ものとされる発言が記載されたアーティクルが投稿されています。

事実であるならば、正直言って噴飯ものです。 国会の質疑を見る限り、行政が今回の件に関してアナウンスをしたのは 2006.02 月中旬になってからとされています。それを私は「怠けず」とは考えません。 また、PSE 法そのものが中古販売に適用されるという解釈にも合理的な疑義があ ると考えます。

先の政策調査会幹部のような考え方が党内でされているとすれば、 民主党の「電気用品安全法の経過措置の一部終了に伴う経済産業省の対応に関して」のコメントは 形だけの魂のこもらない、アドホックなその場しのぎの妄言と解釈 せざるを得ません。これを立法に関わるものの不作為と言わずなんと呼べばいいのでしょう。

防衛庁で業務に使用されていた PC 80台から Winny 等のファイル共有ソフトが出てきたそうで。セキュリティ上は論外と言うほかないですね。まあ、議論はいろいろ出来ますけどね。この様子だと似たような事例はあちこちにあるでしょう。実際、毎日のように新聞を賑わす「流出」の文字からしてもね。セキュリティ上デリケートなデータを取り扱うマシン上でそういった仕儀に及ぶという時点でアウトです。本来、そういった人間は組織からアンインストールすべきなんですけどね。

電気用品法の経過措置が3月末日で終了することに伴い山のような騒動が起きました。まあ、本質的には電気用品法の法的処置に最初からミスがあったということになります。立法も行政も最初からボタンを掛け違え、中古市場の存在を忘却していた不作為が問題の根幹です。また、問題が発覚してからの行政の対応も杜撰を極めています。関係者が問題を認識していれば騒動の過半はそもそも起きなかったでしょう。行政にしても、言ってみれば面子の問題も絡みますから、問題が起きた機器を政令等で対象からはずすわけにも行かずといったところでしょう。一応、善処はするつもりのようではありますが、まだ監視が必要でしょう。

DISCAS から届いたので、しっかりと見てみました。話としては、一応変身ヒーローものと呼べるのですが、設定上、一応としか言えません。基本的には怪奇ものとヒーローをくっつけたようなものです。ただ、さっきから一応と断り書きを入れているのには訳があります。その訳というのは、このヒーロー、鴉には意思を欠いているということです。

大雑把には、この鴉という存在に自分の意思はなく、<街>を守護する存在というかシステムであるということです。鴉はゆりねなる存在に使役されるもので、自分の意思はない。その辺が本作のとりあえずの特徴のようです。映像的にはアニメーションというより特撮のそれに近いです。実際、ゆりね役の鈴木かすみも、公式サイトの情報ではアバレンジャーが紹介されています。

映像は HDTV のフォーマットで作成されたらしくかなり、綺麗です。どちらかというと細かいことを考えさせず映像で魅せる力技的な感触が強くします。

gimikの新作です。SC0352年、地球人事件となっているところから、恐らく Kiddy Grade の世界に連なる物語であると推測できます。内容的には二人のガンビットと呼ばれる、一種の仕事人を主役としたライトなスペオペ風味の話です。ES メンバーという一種の公務員であった Kiddy Grade と比較すると、ややアウトローに寄っているように見えます。トラブルコンサルタントとクラッシャーの関係よりもよりアウトローよりのようです。

Origami がやっと見えてきたようです。内容的には、Intel の UMPC と Microsoft の Windows XP Tablet PC Edition + Touch Pack です。ただ、価格帯は $500 ~ $1000 位になるとされていて、通常のタブレット PC よりも低く、丁度 高価格の PDA の上に来る格好になっています。既存のタブレット PC がノート PC よりもやや上の価格帯になっているのに対してリーズナブルでかなり面白いと思います。

CPU は Intel の Pentium M や VIA の C7 が想定されているようです。恐らく、普及帯のモデルが C7、上位モデルが Pentim M を搭載するのではないかと思います。恐らく、今後、Core Solo の ULV 版も出てくると思いますが、その場合は Core Solo のULV 版を搭載した機も想定できます。

Gyao にて、上記タイトルの作品を見ました。まあ、あちこちで言われていますが内容的には 80 年代後半の OVA を想起するものですね。ものとしては、女性のみの警備会社の冒険といったところでしょうか。一応、脱出劇といえばいいのかもしれません。少々、ストーリー的に鼻につくところはありますがまずまず合格点かな。フォーマット的に某ガンドレスを連想するところもありますが、あれとは比較してはいかんと思います。あれは、ありとあらゆる意味で常識を下回る Z 級作品ですから。

Origami

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Microsoft の謎プロジェクトである "Origami" が取りざたされています。ある程度、確かなところではタブレットスタイルの PC アーキテクチャの携帯機であろうというところです。おりしも、Intel Developer Forum 2006 Spring で、超小型 PC である UMPC のデモンストレーションが行われていますからあたらずとも遠からずかもしれません。

日本国内で日本語で使える Web アプリケーションはかなりの数があります。しかし、残念ながらサービスのパラダイムにおいて、米国のそれと比較にならない後進性を抱えているといわざるを得ません。たとえば、最大手の SNS である mixi は他のアプリケーションやサービスから利用するための API 群を持ちません。そのため、mixi 内の情報をアプリケーションから利用しようとすると昔ながらのスクリーンスクレイピングにならざるを得ません。

この場合、問題点としては認証情報を渡さないといけないため、攻撃に対して脆弱になるという問題があります。この辺の問題は少なからず抱えていて、たとえば米国の Yahoo はかなりの API を整備しつつありますが、日本の自称 Yahoo はバックボーンのシステムが別ということもあり、この恩恵には今のところ預かれません。こういった問題は少なからず指摘されていますが残念ながら、改善が見えないものとなっています。

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