WILLCOM が名古屋市交通局が地下鉄車両内に設置したポスター「マナーモードが車内のマナー・・・と、思ってました。」の件で抗議文を交通局に送ったようです。これは、携帯電話が発する電波がペースメーカ等の医療機器の誤動作を引き起こすという、2002年に総務省が発表した「電波の医用機器等への影響に関する調査研究報告書」に基づくものでしょう。
この件自体は、名古屋市交通局がポスターを作製する際に絵柄を恐らく、ただ直感でAH-K3001Vを模写したことに端を発すると考えます。調査報告書のグラフを見れば判るとおり、PHSや3Gの携帯電話と800MHz 帯のPDCとは大幅に最大干渉距離が異なり混同して取り扱うのは妥当ではありません。実際問題、調査報告書の結論自体も妥当性において、「22cm離せば干渉しない」との解釈は妥当であっても、対偶にあたる解釈「22cm離さなければ干渉するかもしれない」は科学的合理性はないと考えます。
名古屋市交通局のポスターを製作した人物、会社もしくは機関はデザインを作る際に考えが浅すぎたと考えます。少なくとも、科学的合理性は希薄です。実際問題、不要電波問題対策協議会の指針そのものが現実とずれてきていると考えます。実際既に、800MHz 帯のPDC機は過去の遺物となりつつあります。それを基にした基準をベースに900%ものマージンを見込むのはいかがなものかと思います。


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