ゼーガペイン、余り多くの話を知らないで見始めましたが虚実を絡めた作品になっています。「消されるなこの思い、忘れるな我が痛み」のフレーズも意味深です。虚実を絡めたってところで思い起こされるのはメガゾーン 23 です。少なくとも、見えているそれが現実全てではないっていう視点に立ったのはあの辺からだろうと思います。マトリクスはそういう意味では、メガゾーン 23 が通過した始点を現在の技術から想起されるタームで味付けし、それらしく仕上げたという感覚であろうと思います。
作品の中では、量子テレポートという単語を用いて虚実を描いています。普通の学園と荒廃した戦場、恐らく荒廃した戦場が実で普通の学園が虚でしょう。そういう意味では、デザルグとの戦場が実体のメガゾーン 23 の後継といってもいいかもしれません。メガゾーン 23 の時点では催眠術などの単語を用いて無理のある言い回ししか出来なかったものが、量子関係の研究の進展や計算機工学の発達などによってもう少しリアリスティックに展開できるようになったため生まれてきた作品でしょう。
スタッフ的には演出チームの中のわたなべぢゅんいち氏や脚本チームの関島眞頼氏の名前が目を引きます。メインメカデザインの中原れい氏などAICやタツノコプロダクション系の作品で名前を見かけた人の名前が目立つかなと思います。結構楽しめそうな作品です。


コメントする