EUが「Windows Vista」のセキュリティ機能に強硬姿勢 (日経 IT Pro, 9/14)に対して小島氏がセキュリティホールmemoの記事において以下のような記事を書かれています。
阿呆か……。Vista のセキュリティ機能だけで渡れるほど世の中は甘くない (ように Microsoft は Vista を意図して構成している) のに。 Microsoft がやろうと思えばできることと、実際に Vista に実装されていることを比較すれば、答えは自ずと明らかなのになあ。
はっきり言えば欧州委員会の要求はバンパーのない車を作れ、じゃないとバンパー屋さんが儲からない。儲からないから競走が起きない、競争が起きないから安全ではない車が出来る。こういう、論法です。しかし、ここには一つの仮定が潜んでいます。この論法が成り立つにはバンパーのない車を買ってきて、必ずバンパーを後から全てのドライバーが装着すればの話です。
現実的にはどうか? 自動車であれば法制化して警察で取り締まるという方法もあるかもしれない。しかし、目にも見えず、音にも聞こえないネットワーク上などの脅威に対してそういった措置を取ればユーザが何もしないのは見えています。実際、アンチウィルスソフトウェアを導入していないユーザはそれなりの比率があるでしょう。
結局のところ、セキュリティ製品なる市場を守るために汲々とする欧州委員会の姿勢が透けて見えます。阿呆というよりただ無能なだけですね。まさに官僚の愚の最たるものでしょう。


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