Windows VistaにおけるGDI/GDI+ 描画処理

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NyaRuRuの日記の「Windows VistaにおけるGDI/GDI+ 描画」に参考になるアーティクルがあるのでメモ的に記述。

ポイントは、Windows Vistaではもはや、GDIの処理はハードウェアアクセラレートされないことである。つまり、従来のGDI描画はメインメモリ上に取られたサーフェイスに描画され適切なタイミングでDirect3Dサーフェイスに同期される。従って、メインメモリに取られたサーフェイスに描画する処理はフォントのレンダリングを含め全てソフトウェアで行われる。

従来、GDIにおいてはいくつかの実装が必須の機能が存在し (Required Graphics Driver Functions)、それと追加の機能群 (Conditionally Required Graphics Driver Functions及び、Optional Graphics Driver Functions)、これらを多くの場合ハードウェアアクセラレートしてきた。この辺は、S3 86C911などでほぼ完成を見たと思っている。

しかし、Windows Vistaの環境でもはや、こういったGDIアクセラレーションは使用されることはない。GDIレヴェルのレンダリングはソフトウエアによって実行される。ただし、これらがパフォーマンスに与える影響は状況によって異なる。無論、WPFを使った描画は元々がDirect3Dアプリケーションであるため、Direct3Dの方でアクセラレーションがされるとされる。

ただ、現実的に言って、日経パソコンオンラインの「Vistaの製品版で性能をチェック」を見る限りスループットでExcelなどの描画のスループットが半分程度の数字になっても問題は少ないと考える。NyaRuRuの日記にもあるがレスポンスは即座に使用感に影響を与える。しかし、スループットに関してはベンチマークといった指標以外では体感するのが難しい場合がある。

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