セキュリティホール memo のアーティクル"Massive MPACK Compromise" によると、商業用のクラッキングサイト構築ツール MPACK による被害が報告されているようです。こいつは「商業用」と書いているとおり売り物 (500 ルーブルや $1000 程度のようです)のクラッキングサイト構築ツールでPanda Software のレポートに詳細が出ています。
利用されていると指摘されている脆弱性は下記のとおりです。
- MS06-014: Internet Explorer (MDAC) remote code execution
- MS06-055: Vulnerability in Vector Markup Language could allow remote code execution
- MS06-044: Microsoft Management Console could allow remote code execution
- MS06-006: Windows Media Player Plug-In EMBED overflow universal
- MS06-071: Vulnerability in Microsoft XML Core Services could allow remote code execution
ただし、MS06-006 に関しては、Firefox や Opera をターゲットとしたコードも内在されています。また、ITpro のアーティクル "イタリアで大規模な攻撃、多数の有名サイトに罠が仕掛けられる" によれば、QuickTime や WinZip のぜい弱性も利用するとあるのでそういったバージョンが流布している可能性もあります。あくまで、上記リストは Panda Software の発表資料です。この件に関しては Symantec からも情報が出ています。
いずれにしても、ぜい弱性は単に愉快犯が用いるだけでなく、既に金銭目的の輩が横行していることに注意する必要性があります。



