多根清史氏の『プレステ3はなぜ失敗したのか?』を読みました。ざくっと読んだ感じ論理としては以下のようなところです。
- PLAYSTATION3 の価格は高すぎる、また初回出荷の台数も少なすぎる
- この要因としては必然性のない Blu-Ray ドライブの搭載が主因である
- Blu-Ray ドライブの搭載の強行は Sony の内部事情による
この本、いろいろ書いているのですが全般的に内容が発散しておりまとまりが悪いです。そして、足りないことがいくつかあります。例えば、帯に「性能の面では他社を圧倒したはずの」とありますが GPU のトライアングルセットアップなどは Xbox 360 に大きく見劣りするとも言われているように性能面で Cell B.E. に依存したややバランスを欠いた作りだったことは指摘されていません。これは特に多機種展開のタイトルでは出来栄えを Xbox 360 版に見劣りするものとし米国でのセールスに悪影響を及ぼしたと思います。
また、ソニーのゲーム事業の本質的な問題を取りこぼしているように思います。よく言われるように Apple の iPod のハードウェアはほとんど汎用品のアセンブリです。任天堂の Wii や DS もキーポイントとなるところはカスタム品ですが自社で Fab を持たないなど極力外部のリソースにアウトソースされています。ところが、ソニーのゲーム事業は基本的に垂直統合です。Fab もわざわざ資金を投下して用意しています。また、投資も全般に及びスポットを押さえてとはなっていないように思います。
こういった、構造的な要因はスキップされています。また、内容にもやや考え違いが目立ちます。初代 PlayStation は 3D の性能は高かったが 2D の性能は凡庸だったように書かれていますが正確ではありません。正確にはややロジック偏重でメモリの容量が十分ではなかったととらえるべきです。この辺はディスクのキャッシュがないことも絡みますがどんどん読んでどんどん捨てるというアーキテクチャであったためデータをため込んでおきがちなタイトルでは十分ではなかったというところです。
また、本書で挙げている問題点も、ほとんど Web 上で挙げられている内容で新味に乏しいです。冷酷に言えばネタをサルベージして本にまとめてみましたというところです。独自の取材に基づく斬新な切り口というのは一切なく既知の内容です。本としてみれば内容が発散している、新味がないと完成度が低い文献です。
Seiji Tane's " Why did PLAYSTATION 3 go wrong? " -- I read. As logic, they are the following places in the touch which I read.
The problem that most mentions me is already Web. It was thought to originality that it was scarce by the contents currently mentioned in the top. If it says heartlessly, it will just be going to say that the salvage of the material was carried out and it collected into the book. As long as I see, there is no novel cut end based on original coverage, and they are the known contents.
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