今回の場合、ポイントは先週の回で出てきたアレルヤとソーマのつながりが示唆されたこと。スメラギとビリーとのつながりなど人間関係の構築に見どころがありました。ソーマはグリアを中心に強化されているようです。グリアというのは中枢神経の神経ネットワークに直接的に関与していない細胞群のことです。Glia はギリシア語で糊の意であり、古くは神経細胞群を固定する糊の役割をしていると考えられていたことに由来します。
実際には、その後の脳研究の進展で単純に何の役割も果たしていないわけではあるらしいということが分かってきています。もっとも、この辺の研究は現在進行形のところもありますから、ある日突然ひっくり返る可能性も少なくはありません。そのため、この辺はリアリティを持たせるために持ち出された一種の Buzz word でしょう。
今回はセブンソードがそろったことでエクシアの動きは割と良くなったように思います。もっとも、デュナメスにシールドが装備されたことで。ん、これってデスサイズヘルですか? と思ったのも確かなのではありますが。というか、どうしてもデスサイズヘルのアクティブクロークに見えてしまうのは仕方のないところではあります。
もっとも、今回の最もホットなタームは民間軍事会社 (PMC) でしょう。PMC というのはエンカルタによれば以下の記述を見つけることができます。
直接的に紛争地や紛争終結後の危険地域で、軍事力の提供や、軍事訓練をふくむ軍事コンサルティング、また警備や護衛、物資輸送などの後方支援を、軍隊にかわっておこなう民間企業をさす。
PMC は冷戦の終結が契機となっています。冷戦の終結後、軍事費は削減され各国の軍隊は人員の削減を行っています。結果、訓練を受けた人材が外部に流出したわけです。あまた、米ソ両超大国の締め付けが緩んだこともあって地域紛争が頻発し、いわゆる非対象戦が増加したというのも背景にあります。
ガンダム 00 そのものは架空のドラマです。しかし、架空戦争の行方のアーティクルでも書きましたが現在の時間でフィクションが構築される以上、現在の影響を少なからず受けると思います。これは、最初のガンダムがどこか独仏戦をトレースしているように見えるのもそのためだと思います。つまり、最初のガンダムを作った時点で作り手の中にあったのは第2次世界大戦だったと思います。しかし、ベトナム戦争、フォークランド紛争、湾岸戦争とメディアに移る戦争の空気を映してフィクションの戦争も変わってきたのだと思います。

