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仮面の下に涙は見えるか?

仮面の下の涙を拭えは宇宙の騎士テッカマンブレードのキャッチですが。今日終了したコードギアス 反逆のルルーシュ R2 のキーも仮面です。

仮面をつけて侵略者を装い、仮面を外して解放者を装うのは王者の知恵ではないとヒルメスを批判するナルサスの指摘は正鵠を得ている。この論法でいえばルルーシュは仮面をつけて解放者として働き、仮面を外して圧政者を装う一種の偽悪者である。対してヒルメスの行為は明らかな偽善であった。

彼らの仮面は判りやすい。しかし、人がかぶる仮面は常に目に見えるとは限らない。インフィニットアンディスカバリーでカペルが被る「英雄シグムント」という仮面は見えない仮面の代表例である。作品中盤で英雄シグムントは志半ばにして横死する。しかし、英雄はまだ必要とされる、そこでここで死んだのはカペルであるということにしてカペルがシグムントの名を名乗るのである。ただ、シグムントがなぜ身を捨ててカペルを守ったのか、カペルがなぜシグムントと瓜二つなのかこれは終盤を引っ張る重要なファクターである。

カペルの仮面は偽善でも偽悪でもないという点においてルルーシュやヒルメスの仮面とは異なる。言うなれば卒業を前提とした仮面である。実際、彼はその仮面に見合う働きをし仮面をいわば自分のものにする。その意味で意味合いが異なる。作品的にはスクラップドプリンセスのエルフィティーネやレナード・ガンバスのそれに近い。つまり、最初は人を欺く仮面であったが遂には自分となる仮面である。

そういう意味ではルルーシュの仮面はヒルメスの真逆であるが人を欺く仮面。そして、自分はそれには同化しない仮面である。

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2008年09月28日 21:34に投稿されたエントリーのページです。

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