Windowsの次期バージョンの内部バージョンは Windows 6.1 らしいが、これそのものは大した問題ではない。実際問題、Java 1.2をJava2 と称したり、Windows CE 5.0 カーネルのものをWindows Mobile 6.0と称したりこの業界における開発とマーケティングのせめぎあいでよくある話だ。問題は、GDI が GPU 側でアクセラレートされるとされていることである。
現在は GPU は GDI アクセラレートと Direct3D アクセラレートで別の回路を持っているが Windows Vista 以降の OS はもはやGDI アクセラレータをサポートしない。これにより、Windows Vista では GDI の処理に関して CPU 側に大きな負荷が生じた、そういう意味では GDI の環境はS3 86C911 以前の時代に戻っている。しかし、Windows 7 は Direct3D アクセラレータを使って、GDI 機能を実現する。
この方向性ではパフォーマンスの重要度はGPU側に傾く、ファイナルのコードは出ていないのでパフォーマンスの評価はできないが、Atom のような高電力効率でそれなりのパフォーマンスを出す CPU とDirect3D 10 アクセラレータで許容できるパフォーマンスが実現されてしまう可能性がある。私はPC 内で CPU の占めるウェイトは場合によっては相当に下がる可能性があることを考慮に入れている。


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